435-010
2022 Autumn Collection
日常に隠された禍々しさ
Evil hidden in everyday life
力強いテクスチャーに裏打ちされた重厚感。舗装された道路を見ない日はないだろう。その禍々しさに日常で気づくことないが、そんな閉塞感に満ちた現実を本作が如実に訴えかけ示唆する。
骨太な活力
big-boned vitality
荘厳な雰囲気に支配された作品を円錐形の鋲が突き破る。セメントで覆われた現代社会においてもたくましい骨太な活力に溢れた人物はどんな閉塞した局面をも打ち破るチカラがある。
現代社会へのカウンター
counter
価値観の多様化が進んでいるものの、大量生産が進み、情報が矢継ぎ早に発信されて行く中で人々でさえも画一化を辿っている。そんな現状への社会的カウンターとしてのメッセージを放ち続けている。
ミニマリズム
minimalism
1950年代後期〜60年代前半に出現し、美術、デザイン、音楽の領域で、非本質的なフォルム、特徴、概念を排して、欠くことのできない本質的なものを表現である。本作においてもその特徴は顕著に見られる。本質的な物事のみで構成されたシンプルな作品である。本作は綺羅びやかな空間にこそ一番適している。その派手な印象を一瞬にして洗練されたものに変えてみせるだろう。
額装について
About the frame
435の作品群で使われている額装は全て1つ1つの作品に合わせ、オリジナルに制作している。紫外線による劣化が懸念される環境下においても、作品の変退色や材質の劣化を防ぐ一方、可視光のをほぼ透過し鑑賞の妨げにならない。また、作品の光沢を増すように設計され、作品本来の表現が損なわれないようビスなどのパーツも全て透明で作られている。
435-010
2022 Autumn Collection
作品ディテール
details of work
Date:2022/10/..
Edition:
Medium/Mateias:Tin,Pigments,Acrylic resin,Wood panel
Dimensions:W310mm × H410mm × T30mm
(with Framed:W430mm × H520mm × T100mm)
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NFTを活用した真贋証明
non-fungible token
アートという資産をNFTを利用し真贋を証明する「鑑定証明システム(R)」の導入は現代において不可欠な要素だ。本作品は「NFT(non-fungible token)」を活用した「鑑定証明チップ®」と「鑑定証明プラットフォーム®」とを組み合わせ真贋証明を100%担保している。本システムにより商品の信憑性(真実性)および流通過程のトレーサビリティ・サプライチェーンの透明性を立証することが可能となる。二次流通においても、唯一無二の本物である証明を実現する。