435-011

2022 Autumn Collection

禅への敬意

homage to zen

感性のままに制作しているかのようにも見える作品。しかし実際には、歴史的、文化的な背景を踏まえ、古典への敬意のもとに作品が成り立っている。墨色の濃淡、にじみ、かすれ、などを表現の要素とし禅を意識している。

根源的な黒

primordial black

黒は光の白と対になる古代から根源的な色であり、0か100かの極端な色でもある。モダン、強さを象徴しつつ、どんな意見にも染まらないという意思の表れとも言える。ここで表したかったのはそのような強さであろう。

高次的表現としての鋲

Tacks as higher-order expressions

鋲は対外的な強さはもちろんの事、人々に内在する野心や覚悟を表す。この作品はまさにそんな心に秘めたる思いを持った人々のそばに置いていただきたい。何かを成し遂げたい強い意思を持つ人間はこの作品から勇気を貰えるはずだ。

額装について

About the frame

435の作品群で使われている額装は全て1つ1つの作品に合わせ、オリジナルに制作している。紫外線による劣化が懸念される環境下においても、作品の変退色や材質の劣化を防ぐ一方、可視光のをほぼ透過し鑑賞の妨げにならない。また、作品の光沢を増すように設計され、作品本来の表現が損なわれないようビスなどのパーツも全て透明で作られている。

435-011

2022 Autumn Collection

作品ディテール

details of work

Date:2022/10/..
Edition:
Medium/Mateias:Tin,Pigments,Acrylic resin,Wood panel
Dimensions:W310mm × H410mm × T30mm
(with Framed:W430mm × H520mm × T100mm)

この作品についての問い合わせはこちら 池内信介のプロフィールはこちら

NFTを活用した真贋証明

non-fungible token

アートという資産をNFTを利用し真贋を証明する「鑑定証明システム(R)」の導入は現代において不可欠な要素だ。本作品は「NFT(non-fungible token)」を活用した「鑑定証明チップ®」と「鑑定証明プラットフォーム®」とを組み合わせ真贋証明を100%担保している。本システムにより商品の信憑性(真実性)および流通過程のトレーサビリティ・サプライチェーンの透明性を立証することが可能となる。二次流通においても、唯一無二の本物である証明を実現する。